クライミングシューズ選びで足先の形は考慮すべきか

クライミングシューズ購入時は、サイズを合わせることが一番重要ということは誰しも理解していることです。
その際、足先の形が人それぞれ違うことを知っている方は、シューズ選びでそのことも考慮に入れるべきか迷うかもしれません。

足先の”型”とは?

足先の型の代表的な3タイプをご紹介します。

エジプト型
親指が一番長く、小指に向かって段々短くなっていくタイプ。
日本人に最も多い足型。
ギリシャ型
親指のとなり、第2足指が一番長い。
ヨーロッパに多いタイプ。
スクエア型
親指から第3、4足指くらいまでがほぼ同じ長さの足。
めずらしいタイプで、足が圧迫されやすい。

おおよそ上記の3タイプに当てはまるはずです。
この足型がクライミングシューズによって向き不向きがあるかという議論は良く聞かれるところです。

シューズ選びで足型を考慮する必要はない

あくまで「個人的」に思うところなのですが、クライミングシューズはそもそも指先の形を強引に変形させて履くものです。
指先が曲がった状態になることで細かなホールドに乗りやすくなります。
実際どんなクライミングシューズの形が、それぞれの足型にどんな影響を与えるかは現時点では正確な情報がありません。
メーカーにも足型についての情報はありませんし…
実際は足型によって向き不向きは存在すると思いますが、確実なエビデンスがない以上は考慮しても仕方がないかなぁ~と…
シューズの足先の形状は様々で、ダウントゥやターンインの具合も細かく違います。
それらを1つ1つ検証はされてないのが現状です。

もっと足型とクライミングシューズの関連性の研究が進めば、個々の足型に合うシューズが開発される日が来る可能性はあると思います。
現時点では足先の型に悩まずに、実際に履いてみた”しっくり感”を信じて決めても良いと思います!

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