高知県安芸郡奈半利町にある加領郷ボルダリングエリアにふらっと。
加領郷漁港に隣接する海岸沿いに位置するボルダリングスポットです。
高知市内からだと車で1時間15分ほどの位置です。
多くの魅力的な課題がありますが、その中でも比較的下地がよくソロでも安全度の高い課題をご紹介します。
KRG48
まずはアップに最適なこの岩。岩の名前はKRG48。
ガバガバのホールドたちを適当に登るだけで良い準備運動になります。
この岩をぐるっと一周トラバースするのも良いです。トラバースをソロでやるとマットが足りませんが、ホールドはガバガバですし、危ないと思えばすぐに着地可能な岩なのでリスクは少ないです。
ただ、もちろん自然の岩なので、ホールド欠損などには注意が必要です。
KRG48の岩で下地が良い課題は以下の3課題。
1・・・フレーク 10級
2・・・センター 2級
3・・・ライト 3級
いずれもマット1枚でも落下地点の予測がしやすく、比較的リスクは少ない課題です。
天夏
1・・・天夏 2級
こちらも直上系課題なので落下地点にマット1枚しけばOKです。
スタートのフットホールドが悪くて面白いです。
下地は下の写真のようになっています。
右隣に「天夏マントル(4級)」があり、こちらも面白い課題です。
後半に落下の可能性は低いですが、マット1枚でもし落下した場合、天夏2級よりは危険度は大きいかもしれません。
ヒビキ一郎(若干のリスクあり)
1・・・ヒビキ一郎 2級
この課題は上の2つの岩よりもソロだと若干リスクがあります。
自身の力量に合わせたリスク管理が必要です。
下の写真のように、スタート元にある台上の岩との間には若干隙間があるため、落下して足がその隙間に入るとケガの恐れがあります。
マットは隙間を埋めるように敷きましょう。
登る前に落下地点を必ず確認し、中断の判断を誤らないように注意が必要です。
まったりソロもおすすめ
これらの課題をまったりソロで登るのも楽しいです。
ソロは全てが自己責任の分、気の向くまま自由にトライできるのが良いところです。
また、ここでご紹介した課題は下地がよいので、外岩デビューや外岩初心者にもおすすめです。
高知の外岩、最高です!